旅行者から問い合わせてくる仕掛け作り

今、北海道や各都市のインバウンド政策はこぞってタイに向いている。台湾に向いている。トップセールスなのだ。中国が来ない、韓国が来ない。だから、他を開拓せよ!リスクは分散すべきだ。という理由だ。しかし、個人客の動向は堅調だ。東京、大阪には来ている。韓国からは九州に来ている。来ているのに北海道に来ないことを問題視すべきだ。

 

日本の文化に触れたがっている  東京や大阪だけに集中すると、東京、大阪の宿泊キャパが日本の観光キャパになってしまいかねない。今、行政がすべきことは、集中ではなく、分散だ。東京大阪に集まる観光客を全国に分散させるための中央との連携だ。地方は魅力をシンプルに分かりやすくまとめなければならない。日本へ旅行する目次が無いのだ。放置してはいけない。放置すれば、全部が似たような観光地に映り魅力を潰し合う。北海道で言えば、東京、大阪から札幌には低価格(LCC)で行くことができる。90分で行く事が出来る。だから、行きたくなるようにどのように呼びこむか?このアイディアに乏しい。

 

北海道の各地方においては、更に、

  • 1)札幌から各地へいかに呼びこむか
  • 2)海外からチャーター便をいかに呼びこむか

である。地方の観光施策には、東京から北海道にはプラス2万円。札幌から地方にはさらにプラス2万円。の厚い壁がある。

 

 

しかし多くは団体客になりがちだ。団体客の行程は、現地旅行代理店とラウンダーの手の中にある。ホテルが選択され、貸切りバスが選択され、観光ルートが 選択される。お土産店を選択し、食事処が選択される。入り込み数だけをカウントしているならそれでもいいが、何と言っても、旅に余裕がない。観光資源が豊富にあっても駆け足観光になるので1泊になる。地方にお金が落ちないのだ。

そんな、あんた簡単にいうけれど・・・という声が聞こえてくる。

私達の特徴は 《旅行者からリクエストしてくる仕掛け》だ。
悠悠北海道はサーバの出稼ぎをしている。英語であれば、アジアではシンガポールに置くべきだし、繁体語であれば、台湾と香港をセットで考えるべきだし、 大陸の中国語(簡体語・繁体語)であれば中国政府産業部の許可をうけてアジア全域の華僑対策をとるべきだし、韓国語は韓国に置くべきだ、と考え実行してい る。

 

 

今はもう、Webだけでは足りない。ネット対策はWeb+SNSであり、コアなファンを作るべきだという信念でアジア全域にむけて個人客対策をとっている。

中国、日本、台湾、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、オーストリア、カナダ、アメリカ、イギリスに広がってきている。タイ、マレーシアが急速に動きだしているのがオモシロイ。

また、5月から旅の相談コーナーを開始した。もっともっと具体的な情報を教えてほしいというリクエストが入ってくる。個別の対応は大変だが頑張っている。《人数、性別、年代、日数、予算、VISA&Passport状況、行きたい所、したいこと、食べたいもの》の情報がわかるようになった。

私達の特徴は 《旅行者からリクエストしてくる》サービス作りだ。
毎日、毎日、北海道の色んな街へ行きたい、食べたい、体験したい、買いたいという問合せがくる。このように、北海道にもリクエストが来るのだ。

個人客は面倒だから後手になっている。まだ「勉強中」「検討中」を続けている場合ではない。

 

 

悠悠北海道はアジア全域に対する専門の観光情報発信サービスだ。

 

 

2013.7.16
シーダースコミュニケーションズ株式会社
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