新年、明けましておめでとうございます。本年も、スタッフ一同どうぞよろしくお願いします。
新型コロナ感染症から復活する今年のインバウンド対策、皆さまの情報が海外の旅マエ旅行者にしっかり届くよう展開させて頂きます。悠悠北海道通信 Vol.97 「いつ、誰に、何を」をお届けします。
<収益の確保/全体PRと周囲に勝つ>
東京オリ・パラをチャンスに人気になる観光は、
1、道内・国内・海外という出身区分ではなく、旅行客が興味を引くサービス作りとプロモーションが重要
2、初客か再客かというリピート率を知る手段が重要
3、前と後に立ち寄るサービスとの3点セットを全員が考え、各サービスの連鎖で作る地域プチ観光が重要
地域全体のPRは重要です。しかし、究極の目標は、周辺よりも飛び抜けたサービスだと伝わり、事前予約を受けることです。事前予約客の方が当日客より収益が高いので、予約率を高めることです。そのためには、デジタル接点を強くすることも重要です。
<デジタル手段を強化する/コアユーザ会員作り>
まだ全然収束していないコロナ感染症ですが(新たな緊急事態宣言中)、得た教訓は、健康への留意と相互の助け合いはもちろんのこと、「これまでの当然」が一瞬にして消え、「解決策が見当たらずもがく脆さ」ではなかったでしょうか。まもなく1年が経過する今「コロナだから仕方がない」は通用しなくなります。
この1年を振り返れば、ネットサービス(ダウンロード、予約、決済、デリバリー、通販、リモート)とそれらのネット手段に人気が集まりました。つまり、利用者はデジタル化しています(デジタル活用が増えている)。とするなら、デジタル接点をもち、それを入り口としたサービス手段へと繋げなければなりません。
アナログの人サービスである観光は、だから益々人気になります。そして北海道は自然観光が武器であり、健康につながる観光ですので、発信内容次第では世界からの注目を浴び、口コミが広がります。そういうコースもいいですね。
ポイントは「手段の強化」です。海外の有力な観光事業者はすでに行なっています。
1、有料会員化(特典付き)、無料会員化の会員化囲い込み
2、事前予約と決済(特典付き)、早期割・特典割、キャンセルの差別化
3、料金の見直し(値上げ)、最上級グレード作り
4、到着前と出発後の立ち寄りサービスとの一本化
などです。
例えば、今年10月の航空チケットは既に販売しています。サイトを見れば答えがあります。キャンセル無料/一部有料/有料の3段階に価格設定しています。1~4の対応は必須ですが、せっかく用意しても、利用者に伝わらねば何の意味もありません。
これまで、サービスは一生懸命作るが、伝えることは他人任せ/今でも旅行代理店任せの発想が強いのが弱点です。海外のことでも、旅行代理店に任せよう!が多すぎます。ITの時代、デジタル化の時代に、なぜ?
<2~3人のリモートチーム作り>
北海道へのニーズは「雪だ、スキーだ、自然鑑賞(花含む)だ、自然体験だ、グルメだ、温泉だ」です。これからも変わることはないでしょう。この項目の中で、リモートチームは自由な発想で、「私たちはどこに位置しているのか?/どこで稼いでいるのか?/もっとできる事はないのか?」を再度検討します。
新型コロナ感染症によって、観光客の行動は「集団は密/人の多いところは密/移動も密/密を避けたい」になっています。つまり、「密ではない楽しい事//安全なこと」をベースに考えるなど、コロナ収束後の利用客の変化を念頭にアイディアを出します。
リモートチームは複数が良いですね。口下手で普段は発言が少ない人もリモートだと生き生きと考えを述べることも珍しくはありませんし、大勢の考え方を可視化できます。
もしかすると、未来は「北海道~京都~ソウル~西安/成都~バンコク」というアジア巡りや、アジアの歴史巡り(寺院)や、食巡りの観光客と言う意見が出るかもしれません。
北海道への期待は、「雪だ、スキーだ、自然鑑賞(花含む)だ、自然体験だ、グルメだ、温泉だ」に加え
1、健康な旅の場所(四季、水、空気、自然環境、身体を動かす)
2、食農体感の場所(グリーンツーリズム、青果・生鮮・生肉、グルメ含む)
3、北海道の起源(根室、稚内、松前・上ノ国・十三湊や地質変動)
4、自由な全国文化の場所(移民文化)
になるかもしれません。アイヌ文化・縄文文化・日高地区の国立公園化(衝突による地下プレートの露出)など、これからの話題には、健康と食と文化と地理の起源に注目されるかもしれません。
欧米のリゾートホテルでは、朝、ヨガプログラムなどの健康メニューを宿泊者に提供し、食事アドバイスを行い人気が上がっています。振り返ると、北海道は周囲に自然があり、朝の散策、ジョギング、サイクリングなど自然とのメニューが堪能できる場所が多いわけです。
そういう、自然の中での健康活動シーンを動画でPRし、あるいはプチ体験のを紹介するLP(ランディングページ)をたて、世界にプロモーションすると良いでしょう。繰り返しますが、
1、道内・国内・海外という出身区分ではなく、旅行客が興味を引くサービス作りとプロモーション
2、初客か再客かというリピート率を知る手段
3、前と後に立ち寄るサービスとの3点セット
を全員が考え、各サービスの連鎖で作る地域プチ観光が重要で、その相手は、どんどんデジタル活用しています。
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2021年1月のTaka’s Log 「いつ、誰に、何を」
1、いつ、誰に、何を
2、コロナで上昇組、苦戦組
3、現状を見据える
4、仕掛けるスケジュールを考える
5、悠悠北海道リニューアル
6、悠悠北海道データ集
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海外へのダイレクトなPRの第一歩は、アジアの個人に届く公式サイトを持つことです
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2021.01.13
シーダースコミュニケーションズ株式会社