「悠悠北海道」通信 Vol.39(Vol.38補足号)

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 皆さま、いつも大変お世話になっております。悠悠北海道の高橋です。

 一昨日の弊社メルマガ5月号=「悠悠北海道通信Vol38」の補足をさせていただきます。
記事を担当したのは私です。記事内容は4月中に調査しておりました。その内容をGWで
多用な期間を避け9日に配信致しました。

 送信した当日に、函館~西安便が5月15日運行予定が7月に延期との運行会社から
の発表があり、昨日これが新聞・Web等で報道されました。
また、併せて、函館~杭州便の運休、函館~北京便の停止など、函館定期就航直行便が
大停滞している状況も明らかになりました。その理由は、大陸の本社確認ということで
すが、搭乗率が伸びていないと言われています。

 この発表と、私どもの5月号との内容が相違していることに対しては、直行便が運行
されることを前提に書いたものであり他意はありません。西安直行便は内陸からの初の
直行便で、消費額も期待出来るこれまでにないケースです。ただし、大陸独自の粗野な
部分があるなどの注意点を書きました。

 以上、誤解なきように補足させていただきました。

 定期就航便は、インバウンドでは来道ですが、同時にアウトバウンドで、本道からも
多くの搭乗を期待されているINとOUTの関係にあることは意識しなければなりません。
これから先、100万人が200万人に、300万人、400万人とインバウンド客数
が伸びることが期待されますが、同時に、アウトバウンドがほとんどない、圧倒的に少
ないと言う部分を問題視しなければなりません。一方的というのは続きません。

 観光業界は、来て来て来て情報が100%で、企業のPRでも我が館にIN、INばかりの
情報で、お互いにIN-OUTでつなぐ情報が本当に少ない。特に、消費情報では顕著です。

 最近は悠悠北海道の情報を見た、国内個人旅行者からの問い合わせがきます。
「旅、歩く、個人」という旅行者ニーズを並べると、「物語り、こだわり」を根底に感
じます。レンタカーも多いのですが、近隣都市=観光ベース都市までは公共交通で動き、
観光域内はできれば公共機関、なければレンタカー、チャーターというニーズです。

 今、私たちは急増している JRフリーパスや、国内移動の格安な航空券の情報を、航
空各社の全国情報ではなく、北海道を目的地としてまとめ、羽田、関空、中部、伊丹、
成田とつながる道内8空港として、旅行者メリットを紹介する準備を進めています。
ワンバウンドで北海道にやってくる場合は、全旅行行程の一部=2泊か3泊になります
が、それが最寄りの道内8空港であれば、そして、そこからJRの北海道レールパスなど
の固定費用で近くまで来てもらえるなら、というストーリーを発信するものです。

 しかも、条件は「ダイレクトに購入できるように」です。そのまま、買いたいですよ
ね。ホテルなら、いちいちbookingに戻り、などとやっていたらチャンスを逃すので、
ダイレクトに予約。その流れに向かっています。
と同時に、ベース都市からの長距離バス(ご賛同いただいている会社に限定して発信:
予約通訳サービスの都合上)を進めています。共同運行であっても、あくまでも予約担
当者の分かっている会社を勧めるために、です。

 間もなく、準備しているベトナムとフィリピンサーバが開設しテストランが始まりま
す。これで、アジア11サーバ目。また、VISA緩和が進むインドではバンガロール地方
でのサーバを来年開設し、アジア12サーバ体制をとります。

 私たちは、皆様からお預かりしている情報を旅行者に直接届けて、旅行者が直接申し
込む世界標準の観光サービスのうち、インターネットサービス部門の専門家を追求して
おります。

 今後とも、よろしくお願いいたします。