3月末にJNTOが2022年度版の「訪日旅行誘致ハンドブック」を会員に配布しました。「韓国、中国、台湾、香港」の4カ国エリア=「訪日消費額の約65%市場」に対し、国別に細かく誘致対策の方向性を記述しており大変参考になります。東アジアからの戻りが早いと感じました。
どうみん割りなどの地域割サービス(4月末迄)が好調で、この後、Goto関連(5月以降夏まで)そして、国際線の緩和(成田、羽田、関空、中部の主要4空港と福岡を含めた5空港)が続きます。残念ながら、新千歳(札幌)、那覇空港の緩和は遅れるでしょうから、北海道は国内客同様に、「5空港エリア経由客の誘致対策」を練り、実行しなければなりません。情報&ダイレクト予約が先になります。
では、客の動きはどうなるでしょうか? 個人化、パッケージ小グループ化での対策のキーワードは「交通パス(乗り放題)、タイムシェア、サブスク、事前割引、事前打合せ」であり、「時間サービス」が鍵となります。旅スタイルは、1~2都市の滞在。健康メニューの紐付けで、滞在期間は長く、単価は高くなると予想します。
中でも、「事前打合せサービス」は重要です。出来上がっているものを紹介するこれまでのインフォメーションサービスはAI化=スマホで対応できますし、不明な部分はチャット解答。これにより、24時間対応サービスになります。
しかし、唯一、旅人の目的地を軸に「旅を作るサービス」は旅の付加価値を上げることに繋がり、よって「事前打合せサービス」は、地域の魅力作りの個別応用サービスであり、地域の価値を創造し提案するものになります。
1年ほど前からお伝えしてきた「動的デジタルMAPシステムGnome(ノーム)」は、まさに国の目標である、「地方創生、地域DX推進」を実現するサービスです。
特徴は、
・地域事業者全員で発信できる(Gnome方式)
・地域の情報を全世界に表示できる(中国大陸表示)
・既存システムと連携できる(API連携)
・紙の案内物を緯度経度のデジタル化できる(地域DX、SDGs)
・アクセスデータを客観分析し還元できる(地域Big Data)
ことで、利用者は現在地や目的地周辺の情報がわかり、発信者は集客や販売をダイレクトにつなぐことができます。それを当社は地域に精通した事業者と協業し、発信者サポートを行います。「地図(デジタルMAP)、緯度経度、IT」の普遍サービスがベースです。地図を使う新たな情報サービス、それがGnome(ノーム)です。
特におすすめは、観光等の印刷物のデジタル化。単なるWEB制作ではなく、内容を吟味し情報を緯度経度化したGnomeのデジタルMAPにすることで、地域DXが一気に進みます。印刷コストを原資に作業が進みます。1枚ものから冊子まで対応可、何より随時情報の更新ができることで、新鮮な情報を即時に伝えることができるようになります。
これまで印刷物を作るために蓄積した情報=地域の財産をデジタル化によって活かすことができるんです!
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2022年4月のTaka’s Log 「時間サービス」
1、旅の個人化と「時間サービス」
2、サービスの「時間思考」を進める
3、本質考察「エネルギーパニックの実態?」
4、日本社会のデジアナ比率
5、悠悠北海道データ集
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海外へのダイレクトなPRの第一歩は、アジアの個人に届く公式サイトを持つことです
(*掲載についてはお問い合わせください)。
2022.4.8
シーダースコミュニケーションズ株式会社