6月に入り、各事業者の工夫がニュース等で取り上げられ始めました。夏日もあり、気持ちが明るくなってきます。
さて、復活への慎重論、積極論様々な意見がネットやTVで論じられていますが、全般的に、日本は慎重派が強いのかもしれません。
インバウンドは国内論ではなく、諸外国、特に東アジアが日本をどのように見ているかが大事です。
6月3日のプレジデントonlineでは、新型コロナウイルス安全国ランキング(香港のDEEP KNOWLEDGE GROUPの4月12日集計)が発表され、
1)イスラエル 2)ドイツ 3)韓国 4)オーストラリア 5)中国 6)
ニュージーランド 7)台湾 8)シンガポール 9)日本 10)香港
が世界のベスト10の安全国に選ばれました。
これを裏付けるように、日本への就航要請が入っています。具体的には、ベトナ
ム、フィリピン、タイ、台湾、韓国、中国(香港含む)、ニュージーランド、オーストラリアです。
早ければ、7月上旬には非感染の証明書提示などの入国条件付きで、外交・ビジネス・留学の入国許可が先に出るかもしれません。対象の空港は成田、関空、羽田と一部が中部です。残念ながらまだ、福岡、千歳は外れています。
いよいよ東アジアでは復活の始まりです(日本の中でも千歳空港の国際便のように北海道の回復が遅れているのが気になります)。
まず、道内ビジネス移動6月中旬から→道民割引開始&国内ビジネス移動7月8月→全国キャンペーン(Go to Travel)8月~1月→国内旅行と海外からの条件付き入国8月9月→中華圏の国慶節旅行10月→冬観光12月から→春節観光2月の流れでの回復ではないでしょうか? *完全回復ではありません。
1、ビジネス需要(都市部の駅前からの復活)
2、そもそも東京五輪で日本を訪問予定だった観光客
3、北海道の自然体験観光であれば安全だからという人
4、今夏の日本の猛暑に、テレワークやワーケーションを計画する人(家族、会
社)
5、中国人の熱狂的北海道ファンの来道
という国内外のニーズが北海道にはあります。
2020.06.08
シーダースコミュニケーションズ株式会社