新しい旅のカタチ

年末年始のニュースで、歳末の買い物、福袋、初売りとリアルなショッピングでデパートに人が集まっている映像が流れていました。また、全国の初詣の様子をみて、爆発的な猛威を振るうオミクロン株の脅威を感じつつも、それぞれが注意しつつ「行動」していることに今年の力強さを感じ勇気が湧きます。

正月三が日の混雑から2週間後の1月17日にGoto復活のスケジュールが決まる動きだったのですが、オミクロン株の猛威により、再び延長になりそうです。しかし、海外の状況から1~2ヶ月くらいの短期流行との情報も多く、Gotoの速やかな復活と国内旅行喚起が夏まで続き、インバウンド旅行者につながることを期待して止みません。その間、経口薬(1カプセル7万円?)、3回目のワクチン接種、国内航空路線など回復の嬉しい波が次々に起こります。個々人の防御も日常的に定着しています。なので、「地域行政が過去データや周囲と比較するだけの判断で」、3ヶ月後の方針を早々に決め(イベント縮小など)、それを見直しせず、固定化することで、経済の損失を招く可能性があることに気づいて欲しいです。すでに、コロナは流動的です。

JR東の苦悩の記事を読みました。すでに不動産鉄道会社と呼ばれるほど、駅開発をすすめ、家賃収入株式会社に実態が動き始めています。本業の鉄道は、「今後の人口減による収入減の長期見込み以前に、今回のコロナによる2期連続大ダメージとコロナ収束後になっての社会のテレワーク、リモートサービス、出張減が続き、以前の100%への復活ができないことに加え、補修費がのしかかる」という内容でした。多くの経済学者が述べている、今が、「デジタル型の第四次産業革命の変革期=DX」にあるとするなら、日本人が得意としてきた過去分析による未来統計や平均値選択はもはや次を決めるために有効ではなく、「需要を創造できる新たな能力者」が不可欠になります。しかし、見事に日本中が「デジタル」を平均的に口にしています。そのデジタルを口にする人のどれほどが「デジタル社会」を知っているでしょうか?

まさに、今、幹部スタッフの再教育が必要な時です。ビジネスですから、社員がゲーマーになるのではなく、あらゆるタイプのゲーマーが注目する「ゲーム」を作る時です。こう書くと、「うちの会社はゲーム会社ではない」と否定されますが、「ゲーム理論」は「老いも、若きも、学歴も、性別も、お金持ちも関係しない」=好きだから同等に遊べる世界を創造することです。デジタルのベースは「利用者は平等」を作ることです。平等になる武器を持たせるべきです。

それが、観光にやってきます。以前から申しているように、観光経済の復活は今のままでは良くて60%までです。だから、ほぼ全員赤字です。マイクロツーリズムや国内旅行で黒字になるのは「界」を運営する会社程度です。大箱のホテルは軒並み赤字。銀行を通じての売却先探しをすると、地元企業はゼロになります。平均値ビジネスから価値観を高めるビジネスへの変革は、代理店経由、団体経由からの集客からの脱却です。「新しい旅のカタチ」が始まっています。「新しい旅のカタチ」は本編3で説明します。

→観光レーダー

1、ベスト・ツーリズム・ビレッジ(BTV)を発表
UNWTO(国連世界観光機構)は12月に2021年度の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ(BTV)」を発表。加盟国75&174地域から44地域(32カ国)のBTVを選びました。テーマはSDGsで、審査基準は「文化・自然資源、文化資源の信仰と保全、経済分野の持続可能性、社会分野の持続可能性、環境分野の持続可能性、観光の可能性と発展・価値連鎖の強化、観光分野のガバナンス、アクセス・インフラ、公衆衛生・安心安全」です。また、そのほかに20地域のアップグレードプログラムを選定。
  ベスト・ツーリズム・ビレッジ
  ・日本 ニセコ町(北海道)、美山町(京都府)の2町
  アップグレードプログラム
  ・日本 美瑛町(北海道)

コメント)世界のSDGs観光地に北海道のニセコと美瑛が選ばれた(注目されている)のは誇りです。

2、日本の食品輸出 初の1兆円超え
農水省の発表によれば、2021年11月の時点で、日本の農産水産物の輸出量が初の1兆円超えの見通し(輸入額は約10兆円超え)。米国と中国への出荷が増加。日本の高品質な食材は世界全域からの需要増により今後も増加傾向に。産地の食材の価値が上がります。
輸出対象国:香港、中国、米国、台湾、ベトナム、韓国の順
主な輸出品:アルコール、液体調味料、清涼飲料水、ホタテ、牛肉、さば、カツオ・マグロの順

コメント)北海道はまさに輸出大国です。生産物・加工品の道外販売。観光客の集客です。この先は、なるべくダイレクト販売を増やすために、バイヤーを呼び込むことです。観光客・交流客からの支持(人気)は、輸出増の原動力になります。

3、国際線再開空港(2022年1月4日現在 75便/38空港)
 ・成田国際空港発 46便/27空港 
 ・羽田国際空港発 22便/18空港
 ・関西国際空港発 5便/ 5空港 
 ・中部国際空港発 1便/ 1空港 
 ・福岡国際空港発 1便/ 1空港

  北米域 15空港/30便
  東南亜 6空港/23便
  欧州域 6空港/ 7便
  東亜域 4空港/ 7便
  中東域 4空港/ 5便
  その他 3空港/ 3便
                   
コメント)新千歳空港と那覇空港の国際線の再開はまだです。

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2022年1月のTaka’s Log  「新しい旅のカタチ」

1、北海道観光のジャーニーマップ
2、幹部スタッフの再教育
3、新しい旅のカタチ
4、悠悠北海道データ集
5、移動情報+バス会社の皆さま募集します

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2022.1.7
シーダースコミュニケーションズ株式会社

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