「悠悠北海道」通信 Vol.137「縦割りから横串へ」配信

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メールマガジン「悠悠北海道」通信 (Vol.137)を配信しました。

今号のテーマは「縦割りから横串へ」です。

冬の観光で一番の賑わいの時を迎えています。人気の観光地、スキーリゾート、流氷、そして各地の冬のイベント。
2月4日から始まったさっぽろ雪まつり大通会場にはたくさんのインバウンドのお客様を迎えています。そして、10月に予想した通り、アメリカ、オーストラリア、カナダやEUなどからの親子連れの楽しそうな姿が広がっています。
 
10日からは春節です。札幌市内の協力ホテル108館のヒヤリングを行っています。インバウンド率は6割~8割が大半で、目立った回答では「中国人(本土)」の予約、個人、女性を含む、30代~50代という姿です。
北海道への定期就航便ではまだ半数程の戻りですが、東京経由便での移動は欧米豪含めて多いです(羽田空港の出発便を見ると、北海道よりも圧倒的に九州便が混んでいます)。

私の肌感覚ですが、インバウンドの回復傾向、旅の個人化が特徴の今の北海道観光です。しかし、冬観光~夏観光までの(3月~6月)の3ヶ月半、集客力に不安を感じている事業者が多いのではないでしょうか。
最近はラーメン店の倒産の話題が多くなっていますが、資材の値上がりに乗じて価格をアップ。1000円を超えることで日本人離れが起こっている、と言われているように、国内客が動く価格とインバウンドの価格に乖離があるからなど、不安要素の解消策が見当たらないようです。

日本は携帯電話の時にガラパゴスと言われたように、情報の島国発想に陥ります。今まさに、その状況が起こってきています。

「もしも今、1割の利益アップ(売り上げアップに限らず)を求められたらどうしますか?」


2024年2月のTaka’s Log 「縦割りから横串へ」

 1、1割の利益アップ
 2、観光AI
 3、2024年度上期 国際旅行博、商談会情報
 4、目的地の深掘り
 5、悠悠のこんな使い方
 6、悠悠北海道データ

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