グローバルな視点

4月に入り冬逆戻りの気温が続きましたが、ようやく春らしい気温になりました。これからの北海道は花が咲く美しい季節です。
 1日に新しい元号が発表され、入社式、入学式のシーズンです。希望を持った若者で溢れます。一方で人材不足がほとんどの業種で叫ばれています。客がきても対応できない悩み。建築土木関連を含め、首都圏の2020活気に沸く一方、地方での人手不足が深刻。外国人を雇い入れるとしても、実際は、彼らのフォローにも人手が取られます。
 東京2020が終わる冬にはUターンが始まるかもしれませんが、札幌でも駅東側の新幹線開発、中心部の南3条の大型開発、中島公園のコンベンション開発、北電ビル周辺の大型開発やホテル建設ラッシュなど、北海道や東北からも同様に働き手を集めるため、地方の生産性人口がさらに落ちると頭を抱える人もいます。
 一方、観光業は首都集中から地方分散、地方の核都市からの分散が叫ばれますが、東京から見る、地方の地方にサービスの担い手はいるのか?という大きな問題をいかに解決するのか、実は労働力だけではなく、グローバルな視点で見なければいけない時代であることに気づきます。

・キャッシュレス
・世界旅行ブーム(多言語化)
・労働力の輸入
・AI化
・自動化
・所有から使用へ
・発言する消費者

 20年前はグローバリズムで済ませていた話題ですが、いよいよ細分化が浸透し、私たちを直撃しています。それとともに、これらの専門家とのつながりや、マルチな目線を持つことが重要です。医療や高度教育がどんどん細分化されていることに似ています。

 旅行をもはや旅行で捉える時代は終わっています。レストランはレストランだけの価値じゃないところが人気です。団体客だ個人客だ! 国内だ海外だ! と2~3年前までは騒ぎ、そして、冷静にみれば、北海道内の観光地や宿泊業が10年前の入込みまで戻ったとすれば、多くの企業、業界、地域は破綻するほど、依存しています。

 一見、混沌としていますが整理して考えると、大チャンスの時代を迎えており、高橋個人的には、まさに「下剋上」とも言えるGAFAの次の時代に突入しています。

海外へのダイレクトなPRの第一歩は、アジアの個人に届く公式サイトを持つことです
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2019.04.08
シーダースコミュニケーションズ株式会社

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