新たな「観光頭脳」

 中国建国70年を迎えた10月1日。一斉に、中国国内(.cnエリア)から日本のサイトを始めとする世界中のサイトが閲覧不能になっています(香港.hk 台湾.twエリアを含む)。
軍事パレードや式典の関係で、恐らく、6日まで続くと言われています。もちろん、北海道で唯一、中国大陸での公式サイトを利用している皆様の.cnサイトは、通常に閲覧されていますし、この時でも情報更新は可能。また、お問い合わせやご予約を通常通りいただいています。やはり、悠悠北海道の強みです。

 飛行機の韓国線が激減しています。10月は、より一層に。滑走路が空いた時間に、タイ便を軸とする東南アジア勢と中国からの複数路便が入ると聞いていますので、集客構造が大きく変わります。対策はOKでしょうか?そして、ますます、個人化から個人手配型へ旅は進化。なので情報は、深く深く、細かくを求められます。

 それと、古い体質の観光事業者には苦境で、新たなチャレンジャーにはチャンスの流れがきています。
代表的な話題としては、企業の慰安旅行減、少子化による修学旅行減、大家族旅行減という昭和40~60年に人気だった大型温泉旅館の今後です。ここ数年続いた「インバウンドの団体化」が命を伸ばしましたが、10年スパンの曲線は完全なる右型下がりで、巨大な部屋数を埋めるための集客とスタッフ確保が大変です。加えて、今回紹介するように、北海道に約50館もの新設ホテルが建ちます。人の行動と流れが変わります。事業者も、市町村も頭が痛く、イベントだけでは回りません。しかし、個人客は動いています。

 どう進むべきか、行動をマルチに考え、ダイレクト集客するための新たな「観光頭脳」を作らねばなりません。

海外へのダイレクトなPRの第一歩は、アジアの個人に届く公式サイトを持つことです
*掲載についてはお問い合わせください)。

2019.10.04
シーダースコミュニケーションズ株式会社

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