恐怖ではなく勇気が必要な局面

大変な猛威が世界を駆け抜けています。不幸にも感染しお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表すとともに、現在、加療中の皆さまの1日も早い元気な姿を祈念いたします。
国は、先の特措法改正により可能になった緊急事態宣言を首都圏、関西、福岡に出しました。横ばい数値の北海道ですが、子供達や大切な人にうつさない気持ちを緩めない社会行動を全員が率先しなければなりません。

 今現在、国内に流れるメディアからのコロナウイルス情報は、感染が拡大しているところを追い続けている内容が中心であり、例えば、北海道の現状とは違います。
 発祥地と言われる中国での感染者の回復率は94%を超えました。都市封鎖は解除され、工場稼働が始まり、地下鉄通勤も普通です。都市は動き出しました。
間違いなく、コロナショックの峠を超えた「お手本」があります。韓国もピークを超えています。台湾も、香港も平常に向かっています。そして東南アジアもこの方向に向かっています。北海道もそうです。
この経験に日本の医療技術と国民行動が加わることで、より効果的な改善に向かいます。

 恐怖ではなく、勇気が必要な局面に入りました。

 私見ですが、発症から2ヶ月目がピークになり、4ヶ月目に落ち着きを取り戻すとみています。1月発症の中国の落ち着きは5月、2月発症の日本を含むアジアの落ち着きは6月、今ピークの欧米の落ち着きは8月。
あくまでも願望ですが、北海道は6月以前に人の動きが再開しそうです。そして、7月・8月頃から徐々に、国内・東アジアの交流が再開される方向ではないでしょうか?
 ただ、新型ウイルスは絶滅しないので、その後も、人々は注意しながら、安全を選びながら行動します。

 間違いなく旅行者のマインドはこれまでとは大きく、変わります。見過ごしてはいけません。

 そもそも、中国の例では、感染率は0.0057%です。日本は今日現在で0.003%です。日本の99.997%は非感染です。北海道も同様に0.003%と99.997%程度です。あと2週間もすると、今年は早咲きの桜の便りが道南から始まります。人出は例年の半分くらいかもしれませんが、今の状況からすると大進歩です。笑顔が目に浮かびます。ただし、「マスク」「手洗い・消毒」「家族などの小単位」「車移動」「日帰り&昼弁当」が見学者の基本になりそうなので、桜経済の効果はあまり期待できないかもしれません。

 ここに、旅行者のマインドを先取りする事業者が現れます。自らのアイディアで人々を勇気付け、元気にします。その事業者がすることは・・・。

 今回のメルマガに、このヒントを散りばめてみました。

2020.04.08
シーダースコミュニケーションズ株式会社

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